ワーホリと留学ってどう違うの?私はどっちが向いてるんだろう?
今回はこういった質問にお答えします。
本記事を読んで分かること
・ワーホリと留学の違い
・どちらが自分に向いているか
この記事を書いてるのは
みなさんこんにちは!6年かけてワーホリ、留学、世界一周全部やったハルです!ワーホリも留学もどっちもやった僕が、今回はワーホリと留学の違いについて、初めての人でも分かるように簡単に分かりやすく解説します!
ワーホリとは
ワーホリは何をしててもいい自由なビザ
ワーホリとは正式名称「ワーキングホリデービザ」。
1年間働いてても、遊んでても、何をしてても許される素晴らしいビザです。
通常、海外に滞在する場合、何らかのビザ(滞在許可証)を取る必要があり、普通は観光ビザで入ります。
海外旅行に行く場合にみなさんはこの観光ビザで入っています。
観光ビザは多くの国で最大3ヶ月(国によってはもっと短い)しか滞在できない上に、働いてはダメです。
つまり、短期間の旅行なら観光ビザで十分なのですが、海外に住みたいといった場合は観光ビザでは難しくなるんです。
そこで登場するのがワーホリビザ。
ワーホリビザで入ると、1年間滞在する事ができる上、現地で働く事が許されるので、1年間限定のプチ海外移住のような体験ができる。
それがワーホリビザです。
留学とは
学校に通う事が目的で勉強する為のビザ
大学や語学学校など、現地の学校に通う事で滞在が許される「学生ビザ」で入国する方法で、それをみんな「留学」とよんでいます。
学校で勉強する事が目的のビザなので、当たり前ですが学校に通わなければならないし、勉強しなければなりません。宿題とかも多いです。
滞在できる期間は学校に行く間だけです。
四年制の大学に行くなら4年間滞在できますし、半年間の語学留学なら半年間だけ滞在する事ができます。
同じ留学でも大学に行くのか、ただの語学学校に行く語学留学かで大きな違いがある
大学への留学は相当大変です。
莫大な費用がかかるし、勉強もすごく大変。
語学留学は期間も3ヶ月〜半年程度ですし、勉強もそんなに大変ではありません。
正直ワーホリで語学学校に通うのと何ら変わらないと思います。
ワーホリビザがない国で学生ビザで行くしか方法がない場合、もしくは年齢的にワーホリがもう取れない人が語学留学を選ぶ事が多いです。
ワーホリと留学の違い
ワーホリは年齢制限がある
ワーホリビザは基本30歳までしか取れません。(国によっては25歳まで。国によって微妙に違います。)
留学は年齢制限はありません。
学校によってはあるかもしれませんが、一般的には何歳でも留学できます。
ワーホリは人生で一回しか取れない
ワーホリは各国、人生で一回ずつしか取れません。
例えば、オーストラリアにワーホリに行って、次にカナダにワーホリに行くとかはできますが、オーストラリアに2回ワーホリで行くはできません。
留学はそういった回数制限はありません。
ワーホリは「働ける」
これはワーホリと留学の大きな違いです。
ワーホリは働く事ができます。働けると言う事は現地で収入があるという事なので、現時点で貯金がなくても気軽に挑戦できるのがワーホリです。
留学は原則働けません。現地での収入がないので、働かなくてもいいだけの蓄えが必要になります。
「国によっては長期の大学への留学であれば働ける場合もありますが、ほとんどの場合週20時間までと言う制限があり、現地での十分な生活費が賄えるとは言えません。また、ただの語学留学だと働けない場合が多いです。」
ワーホリは学校に通わなくてもいい
留学は学校に通う必要がありますが、ワーホリは通っても通わなくてもどちらでも構いません。
ワーホリでも最初は語学学校に通う場合が多いですが、それも強制ではありません。
学校に通うという事は学費も必要だし、学校に通う時間が必要なので働く時間や自由な時間も少なくなります。
また、住む場所を移動したくなっても学校に通ってる場合は簡単に移動できません。
費用が段違い
留学の場合、例えば大学に行くなら4年間の学費が必要ですし、現地で働けないので海外での生活費も事前に用意しなければなりません。
親が全部出してくれる学生さんとか、社会人で相当貯金がある人は大丈夫だと思いますが、そうでない人は難しいのが留学です。
留学の費用は国や、どんな学校に行くのか、またどれくらいの期間行くかで大きく違うので一概に言えませんが、1年間400万円〜800万円程かかるようです。
対して、ワーホリは学費も必要じゃないし、現地で働けるのでそんな大金がなくても誰でもチャレンジできます。
ワーホリは現地で働く事を計算に入れて、最初に50〜100万円あればスタートできます。
留学はワーホリほど自由じゃない
留学はワーホリほど自由じゃありません。
学校に通わなければならないし、自由に住む場所を変えたり、自由に長期の旅をしたりする事もできません。
ワーホリは何をしててもいいので、ひたすら働かず旅をしててもいいし、3ヶ月ごととかに違う都市に移動したりもできるし、逆に働きまくってもいいし、とにかく自由です。
留学の方が難易度が高い
3ヶ月〜半年程度のただの語学留学は働けないという事以外は、ワーホリで最初に語学学校に通う状態とそんなに変わらないと思いますが、大学への留学はハードルが高いです。
大きな費用がかかる事や、現地で学校に通い毎日勉強しなければならない事、働けない事などから、大学留学の方がワーホリより難易度が高いのです。
費用的にも親がお金を出してくれるお金持ちの学生さんや、相当貯金してる社会人の方以外は、大学留学は現実的な方法ではないと思います。
また、勉強したいっていう意欲がないと心が折れると思います。
ワーホリがおすすめの人
海外で生活してみたい、海外に行ってみたい人
海外で生活してみたい、行ってみたいってだけの人にはワーホリがおすすめです。
僕はほとんどの人はこっちだと思います。
ワーホリの方が圧倒的に自由です。どこに住んでどんな仕事して、どんな生活を送るか全て自分で決められます。
自分が英語を勉強したけりゃ語学学校に通えばいいし、通わなくても現地の人と積極的に絡んで学校に通わずに英語を習得する人もいます。
何をしたいか自分で決めて、自分で好きなように行動できるのがワーホリの大きな魅力です。
留学がおすすめの人
行きたい大学があって、そこでちゃんと勉強したい人の「大学」への留学
自分にその分野で勉強したい事があり、その最先端な事が学べるのがその大学だから行きたいっていう明確な目的があり、ちゃんと勉強がしたいと思ってる人は留学がおすすめです。
ワーホリに比べ、英語力も圧倒的に伸びるでしょう。専門的な知識もつきます。大学卒の学位も取れます。
ただ、大学留学はワーホリに比べ相当ハードですよ。
自分が勉強する気がないのに留学はおすすめしません。
きっと挫折すると思います。
僕の周りにも海外の大学に留学した友人が何人もいますが、みんな「ワーホリの人が羨ましい」と口を揃えて言います。
海外の大学は勉強量が膨大な上に、それを英語でやらなければなりません。
自分を高めたい、勉強漬け上等な意識高い人はいいと思います。
もちろんその分、能力は間違いなく留学の方がつきます。
行きたい国にワーホリビザがない場合
例えばアメリカはワーホリビザがありません。
そういう場合は学生ビザしか長期滞在する方法がないので留学で行くしかありません。
年齢的にワーホリビザが取れない場合
こちらも上記と同様に、留学しか方法がありません。
僕個人的には、ただの語学留学はあまりおすすめしません。上記のようにその国にワーホリがなく、学生ビザで入るしかない場合や、年齢的にワーホリが取れない場合、また学生の夏休みを使って1ヶ月〜3ヶ月くらいの短期で語学留学がしたい場合以外はワーホリでいいのでは?と思います。
ただし、ワーホリはその国に対して人生で一回しか取れないので、後々にその国にワーホリに行きたくなるかもしれないから、ワーホリを取るのはもったいない。今回は短期でしか行けないし語学留学で行こうとかはありだと思います。
まとめ
以上、ワーホリと留学の違いでした。
まとめると、
・ワーホリの方が自由
・ワーホリの方が費用的にも難易度が低い
・留学は意識高い人、もしくは行きたい国にワーホリがない、ワーホリが年齢的に取れない人向け
ワーホリが取れる国で、あなたがまだ30歳以下なのであれば、ほとんどの人にはワーホリがいいと思います。僕自身もワーホリでオーストラリアとカナダに行っています。
アメリカはワーホリがなかったので語学留学と言う形で学生ビザで行きました。
僕は気軽にすぐ行けるワーホリがおすすめです!